音大生は演奏家を続けたいからこそレッスンする道も選びます
こんにちは。アミーズ音楽教室主宰の安藤歩です。
今回は、演奏活動を中心に活動したい音大生や音大卒の方へぜひ知っていただきたいことをお伝えします。
音大生の進路は
先日、音大の就職課の方から音大生のみなさんの卒業後の進路についてお聞きしました。
一般企業を選択する学生さんも多いものの、演奏活動をやっていきたいと強く希望している方も一定数いらっしゃるそうです。
音大で音楽を学んだからこそ、それを活かして仕事したいのは本当に自然なことですね。
演奏とレッスンのかけもち
そういえば昔々、私も演奏活動していたなぁ。
楽しかったな。
でも私がやっていたのは演奏だけではありませんでした。
教える仕事を掛け持ちしていました。
なぜなら演奏の仕事って不定期だから収入面で不安定なのです。
すごく依頼が来る時と、パタっと来ない時との差がすごい。
私の実家は新潟県だったので都内で一人暮らしをしていて、家賃や生活費を稼ぐ必要があったのです。
そこで音楽教室で教えることにしました。
いまでいうところの兼業、副業、ダブルワークですね。
不安定な演奏の収入に安定した音楽教室の収入が加わると、経済的だけじゃなくて精神的にすごく助かりました。
気持ちに余裕があると物事を前向きに考えられるし、何より演奏することがより楽しくなりました。
そして、生徒さんに教えることのおもしろさも私をワクワクさせてくれました。
そのワクワクが今の私の教室の根っこにあるのです。
あの時、音楽教室でレッスンしていた経験が今の私をつくってくれました。
レッスンしていたからこそ
「演奏やってて楽しかった!」
「演奏やって良かった!」
演奏活動との両立を
そんな私から、演奏の仕事を続けたいと思っている音大生や音大卒業生の方にお伝えしたいことは・・
演奏家を続けたいからこそ、あなたのスキルをレッスンに活かしてください!
演奏家の道と共に指導者の道も歩みながら、多くの人に音楽の楽しさを伝えてください。
私の教室の先生方は全員が演奏家でもあります。
みなさん本当に幸せそうなんです。
多くの音大卒業生の方々がこんな笑顔でお仕事できたらいいな〜
安藤 歩
アミーズ音楽教室 主宰
この記事を書いた人
音楽教室経営26年。ピアノ指導実績のべ5000人。『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。
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