未来の生徒さんのためのピアノレッスン

こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。

ホールでのリハーサル後の安藤

先日は大人の発表会のホールリハーサルでした。

大人の生徒さんの演奏に対する一生懸命な様子に心が洗われました。

何かに打ち込むのに年齢も立場も関係ありませんね。

そんなもの取っ払って演奏に集中している皆さんを見て本当にうるっとしてしまいました。

本番はなんと明日!

明日の発表会、皆さんがんばりましょう!!

さて、今日は大人の生徒さんの演奏を聴きながら、「あなたのためのピアノレッスン」について考えた、ということについて書こうと思います。

レッスンメニュー設定は

私の教室はピアノとボーカル、そして話す声のボイストレーニング、ヴァイオリンという4つのメニューがあります。

もともとピアノだけのレッスンでしたが、そこにボーカル、そのあと話す声のボイストレーニングとヴァイオリンを加えました。

もちろんピアノレッスンの中には、「大人のピアノレッスン」もあり、たくさんの生徒さんに通っていただいています。

例えば、ピアノ教室のモットーが

「年齢にかかわらずどんな方でもピアノを習いたければ大歓迎!」

だったとして

「お子さまから大人の方までレッスンしています」

と伝えるのではなくて、

『大人の方向けのレッスンがございます』

と言ったほうが大人の方には響きますよ、ということです。

子どもから大人まで大歓迎、と書いたとしてもピアノを習いたい大人の方は心のどこかで「そうはいっても子どもがメインよね」と思ってしまったりするものです。

でも、『大人のピアノ』とか『大人のヴァイオリン』とか、誰に対してのレッスンメニューなのかをハッキリさせておくと、ピアノを習いたい大人の方には「あ、このレッスンは私向きだ!」と気づいてもらえます。

イメージしやすく、響くのです。

誰のためのレッスンか

誰のためのレッスンなのか?をはっきりさせておくことはよいことがたくさんあります。

まずはレッスンを探している方にイメージしてもらいやすいことがあげられますね。

そのほかにも、メニューの幅を広げられるというメリットがあります。

誰かのためのレッスンの「誰か」がすぐにイメージできるメニューはたくさん用意できそうです。

その一方でレッスンの準備をする私たちもレッスンの内容を深くイメージできます。

例えば・・・

保育士試験に合格したい人に喜んでもらえるレッスン内容、だから、あれとこれと・・・こういうことはしなくていいけど、こういうアドバイスが絶対必要!

とアイデアがわいてきやすいのです。

丁寧に明確にお伝えする

ご自身やお教室のメニューを増やす時は、レッスンで目指すものやその内容を1つずつ丁寧に、明確に未来の生徒さんにお伝えすることが大事なのではないかなぁと思っています。

そうすると、音楽がやりたいと思っている方々からレッスンのお申込みをいただくことができます。

大人の発表会だってできるはず。

大人の生徒さんと安藤(左)

安藤 歩

あんどう あゆみ

アミーズ音楽教室 主宰

この記事を書いた人

武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。音楽教室経営28年。ピアノ指導実績のべ5000人。
千葉市美浜区 幕張ベイタウン・幕張ベイパークを中心にピアノ・ボーカル・ヴァイオリン教室を2店舗展開し、子どもからシニアまで世代を問わず広い層へ音楽普及活動を行う。2023年秋に江東区有明で新教室を開講。
元聖徳大学講師。
経済産業省 女性起業家等支援ネットワーク構築事業 ウーマンミーティングに招致される。
『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。

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