生徒さんのよい点を伝え楽しさや喜びを分かち合う素敵な先生方
こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
先日、大人の発表会、プレミアム・ステージが無事終わりました。
演奏者が18名という少人数の発表会なので、演奏を聴いているとお一人お一人のお顔とお人柄が鮮明に浮かんできます。
発表会のあとは、
〇〇さん、練習の成果がでてました!今回もしっかり仕上げて素晴らしいですね
とか
〇〇さん、音色がより一層きれいになってキラキラしてましたよ、舞台映えしてました
など
心からの正直な感想をお伝えできました。
皆さん嬉しそうに「ありがとうございます」とお返事してくださいました。
先生と生徒さんの一体感を感じる発表会
発表会の生徒さんの様子から、私の教室の先生方は上手に生徒さんとの関係のバランスを取ってくださっているなと感じました。
生徒さんの発表を聴くのも楽しいですが、先生と生徒さんの一体感を感じることができるのも発表会の醍醐味です。
こういったイベントを通して、音楽がほんとに楽しい、演奏することも、みんなに聴いてもらうことも楽しいって生徒さんに感じていただけたら先生冥利に尽きるというものです。
演奏でミスした生徒さん
今回の発表会ではないのですが、私の生徒さんは緊張して普段しないような大きな演奏ミスをしてしまったことがあります。
練習を真面目に積み重ね、どんな難かしい曲も少しずつ弾けるようになる努力家の素敵な人です。
そんな方がピアノを弾き終わって舞台袖に戻るなり「私もう発表会に出るの辞めようかと。。。」とおっしゃいました。
わたしはミスはあったけど、素敵な演奏だったと思っていましたが、、
こんなとき、みなさんだったらどういう声をかけますか?
傾聴から共感
まずは『傾聴』です。
相手の話を否定したり遮ったりすることなく最後まで聴くことです。
次に『共感』。
こちらは傾聴の後にすることですね。
「そうなんですね」
「そう思われたのですか」という言葉掛けをする、ということです。
そんなことないよ!などと話を止めてしまわず、うんうん、そうなんだ、そうかそうか、といったん話を全て聞く。
とっても大切なことだといつも感じています。
先生の視点と提案
私は傾聴・共感の後に、生徒さんの演奏の良かったところをお伝えしました。
「ミスはありましたけど、思い切り音を出していてメリハリある演奏でした。
特に最後の2ページは集中して今までで一番素晴らしい表現ができてましたよ!
ミスなく演奏することよりご自身が満足できる表現ができたかどうかが大事だと私は思います。」
傾聴→共感ときて、次はちょっと踏み込んで『先生自身の視点』をお伝えしました。
そして最後にもう一歩踏み込んで『提案』します。
「今日の演奏で一年間の成果を出せましたよ。ご自身の表現力を磨いて次回も演奏してみませんか。」
その結果・・
生徒さんはその後も毎年ご参加くださり、今年もご自身の良さを活かした素晴らしい演奏を披露してくださいました。
良いところをお伝えする
私はいつも思うのですが、生徒さんはご自身の良いところに気づいていないことが多いです。
音楽の先生に限らず、「先生」という立場ではそれを伝えるのも重要任務だと私は思っています。
アミーズ音楽教室の先生方はみな、「音楽を教える」だけではなく、様々なイベントやレッスンを一緒に楽しみながら生徒さんの良い点に気づいて伝え、音楽を一生の友達として楽しんでいただけるようにお手伝いすることを目標にしています。
そしてそれを成し遂げている、素敵な先生ばかりなんですよ~!(自慢です!!)
一緒に喜びを分かち合いましょう
音楽を学ぶ楽しさや喜びを一緒にわかちあいたい方、それをみんなに伝えたいと考えてらっしゃる方は、私の教室の講師としてその思いを実現させませんか。
音楽する喜びを分かち合うことでこんな笑顔になれるのですよ。
安藤 歩
アミーズ音楽教室 主宰
この記事を書いた人
武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。音楽教室経営28年。ピアノ指導実績のべ5000人。
千葉市美浜区 幕張ベイタウン・幕張ベイパークを中心にピアノ・ボーカル・ヴァイオリン教室を2店舗展開し、子どもからシニアまで世代を問わず広い層へ音楽普及活動を行う。2023年秋に江東区有明で新教室を開講。
元聖徳大学講師。
経済産業省 女性起業家等支援ネットワーク構築事業 ウーマンミーティングに招致される。
『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。
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