音楽の先生にとって「当たり前」をわかりやすく伝えましょう
こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
私はデジタル系は全く強くないのですが、教室のブログ記事の投稿は、2日に1回やっています。
長年積み上げてきたので記事もだいぶたまってきました、がんばってます、、という話をしたいのではなくて、今日のテーマは
たくさんのブログ記事の中でどんな記事が読まれている?
そこから何がわかる?
ということについて書こうと思います。
ブログ記事は斬新なものが好まれる?
ブログ記事ってどんなのを書けばいいと思いますか?
例えば
- 私の斬新なアイデア
- 私のレッスンについての熱い思い
- 私の生徒さんへの愛情
- イベントやレッスンの様子
定番のテーマと言えるのはこのあたりではないでしょうか。
わたしもこういうこと、よく書いています。
熱い思いを熱いまま届けたい~!
そう思って書いていることもあります。
でも、その思いがうまく伝わっていいる・・・というわけではないようなのです。
どの記事が読まれているか
各ブログ記事はどれだけ読んでもらえたか、見てもらえたかが表示されるようになっています。
いわゆるアクセス解析というものですね。
そのアクセス解析を見てビックリしたんです!
たくさんの人が見ている記事は、私の熱い思いのブログではなくって・・・(苦笑)
例えば
こちらのような記事がよく読まれていました。
音楽やってる人だったらよくお分かりいただける内容だと思います。
音楽の専門家の「当たり前」は世の中での「当たり前」ではない
音楽業界にいない方々にとっては、私たち音楽の専門家が当たり前だと思っていることが知りたいことなのです。
業界の外では、専門家が「普通だと思っていること」は貴重な情報です。
ちょっと立場を変えたらわかりますよね。
IT業界では当然のことだといわれても私たちは知らないことが多いですから。
ちなみによく読まれていると紹介した先ほどの記事の内容を要約すると
「小学生のうちにソナチネまで終わらせておくと自分だけで譜面を読み、新曲を弾いて楽しめることができます」
ピアノの先生にとっては当然の話ですが、ピアノを習わせたい親御さんたちにとっては貴重な情報なのかもしれません。
- 今ブルグミュラーを弾いてるけど次は何をするのかしら?
- 小学生高学年でソナチネまで進んだらどうなの?
- ソナチネの次は何?ピアノってどこまでやったら基礎が終わったってことになるの?
この記事がよく読まれている、ということはお子さんにピアノを習わせているお母さんたちはこういう情報を御存知ではなく検索してヒントを探しているということですね。
当然のことでも明確に伝えましょう
多くの方に教室を見つけてもらいたいなら、みんなの知りたいことをブログに書くべきですが、
それに加えて
チラシに目をとめてもらいたいなら、教室の特色・先生のポリシーを明確に書きましょう。
- 優しく教えます
- 丁寧に教えます
- 発表会があります
そんなの当たり前!優しくない先生は今どきいないわ、ではなく、ちゃんとお伝えしたほうがいいんです。
言葉ではっきりと、誰にでもわかるように伝えておくことは大切なことです。
親御さんの中には、「厳しい先生だったらどうしよう」という心配を持っている方もいらっしゃいますからね。
私達の「当然のこと」は、貴重な情報
音楽業界では当然のことでも、今どきそんなわけないと思うことでも、明確なことばでしっかり伝えるのは大切なことです。
ブログ記事のテーマには、「音楽業界では当たり前だけど、そうじゃない場合もあるな」と考えて私たちにとっての「当然のこと」「普通のこと」も書いてみることをオススメします。
ピアノの先生・音楽の先生が音楽のプロとして当然知っているべき情報は一般の方々にとって貴重な情報かもしれないと思って伝えていくことが大切だなと思います。
安藤 歩
アミーズ音楽教室 主宰
この記事を書いた人
武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。音楽教室経営28年。ピアノ指導実績のべ5000人。
千葉市美浜区 幕張ベイタウン・幕張ベイパークを中心にピアノ・ボーカル・ヴァイオリン教室を2店舗展開し、子どもからシニアまで世代を問わず広い層へ音楽普及活動を行う。2023年秋に江東区有明で新教室を開講。
元聖徳大学講師。
経済産業省 女性起業家等支援ネットワーク構築事業 ウーマンミーティングに招致される。
『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。
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