小学生のピアノのレベルを高めると教養として身につきます
こんにちは、千葉市海浜幕張のピアノ・ボーカル アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
親御さんはお子さんにどの程度ピアノが弾けるようになってほしいですか?
大人の方はご自身がどの程度弾けたらいいのですか?
このレベル感は人によって様々です。
結局のところ、その人の心の豊かさにつながるようなレベルであればいいのですよね。
ピアノの先生としての私のレベル感はある基準があります。
私が目指すピアノのレベル感とは?
「ピアニストになりたい!」
「ピアノに関する仕事がしたい!」
このように思っている方は、ピアノ人口の中で少数派ですよね。
ほとんどの方は
「好きな曲が弾けるようになれたらいいな」
親御さんとしては
「学校の音楽の授業が楽 しくなれば・・そして合唱伴奏とかできたら最高!」と、思われているようです。
つまり教養の1つとしてピアノが弾けることを望んでいるのですね。
教養のレベル感は人それぞれ。
ショパンまで弾いてしまう人もいれば、だいたい両手で弾けたらいいかな~という人もいます。
ちなみに私の目指すレベルは『小学生のうちにソナチネまで』
ソナチネはクラシックの楽曲スタイルの1つですが、このスタイルの曲をたくさん集めた本をソナチネ曲集といいます。
このソナチネまで行くと、音符を読むことや弾くためのテクニック、正しい練習の仕方などがひと通り身につきます。
「これ弾きたいなー」と思った曲はかなりのパーセンテージで弾くことが可能です。
つまり、先生から自立して、自分だけでも新曲を弾いて楽しめるのです。
子どもの頃に身につけたピアノは将来役に立ちます
教室の子どもたちの多くは小学生で塾に行き始め、5年生くらいになると受験する子はすっかりお勉強モードです。
自宅での練習時間が取れない日も出てきます。
でも本人は「ピアノ続けたい」と。
練習量も減り、レッスンも月4回から2回へ。
そんな時でもソナチネレベルまで行っていると、少しずつでも曲を仕上げて行けます。
また、辞めてしまった場合でも再開の際の立ち直りが早い!
この子たちが大人になって、街中で流れている音楽を聴いて「弾いてみたいな~」と思う。
楽譜を買って家に帰ってすぐに弾くことができるんです。
そして「あーいい曲だなー」と、嬉しくなることが教養かと思います。
ソナチネ曲集の中にはベートーヴェンやモーツァルトなどの有名な作曲家の作品も入っています。
これらの作品を弾くことは、貴重な、そして少し誇らしい経験です。
親になった時 、お子さんと連弾することも素晴らしい教養の成果ですね。
いま小学校の音楽では楽譜の読み方を教えないこともあるようです。
音符の横にドレミと書いてあるそうです。
「音を読めない人はドとか書いてあるのを見ていいんだよ」と、ピアノの生徒さんが教えてくれました。
音符が読めても受験の役には立たないけれど、教養として子どものうちに身につけたいものです。
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