発表会は生徒さんの好奇心・探究心を高めて内発的動機づけを感じる良い機会です
こんにちは!「英語でピアノ」担当のデュラン万希子です。
発表会が近づいて
ベイタウン教室の発表会が近づいてきています。
Are you ready to perform?
の質問に何人かは元気にYesと答えてくれています。
他の子たちは「まだかな〜」という顔をしています、笑。
大丈夫、You are ready!
英語教育から学ぶ
私は去年から英語教育の勉強をしています。
英語教育とピアノ教育は異なるものではと思う方もいっらしゃると思いますが、両方とも教育という面では似たようなところがたくさんあります。
もちろん私は英語でピアノをやっているので英語教育もレッスン中に力を入れています。
そこで今回は最近勉強していて「なるほど!」と思ったことをご紹介します。
学習への動機づけとは
それは子どもの学習への動機づけについてです。
「やる気が出ない」「勉強したくない」といった子どもたちの学習意欲の問題の解決策の糸口になるものです。
生徒さんが学習に取り組むためには、学習に対する意欲が不可欠です。
これらを左右する要因として挙げられるのが、学習への動機づけです。
学習への動機づけは、ご褒美や他者からの評価という外からの働きかけによる外発的動機づけと、生徒さんが元々持っている好奇心や興味による内発的動機づけの2つに分類されます。
外発的動機づけの場合、多くの生徒さんにとって教師からの褒め言葉は報酬として作用し、褒められることによって学習への動機づけが高まりますが、教師から怒られることは罰として作用します。
内発的動機づけは、好奇心や興味などから構成されているので、学習活動が長く持続し、学習内容をより深く理解することにつながると考えられています。
なので内発的動機づけから発生する学習活動の方が望ましいと言われています。
来月の発表会はご褒美をもらうという外発的動機づけではなく、「発表会で演奏したい」、「この曲を弾きたい」、という生徒さんの好奇心・探究心といった内発的動機づけを感じる良い機会になると思います。
発表会でお子さんのやる気がアップ
初めて練習し始めた時は、「こんな難しい曲が弾けるの?」「うちの子には無理なのでは?」と思った親御さんも多かったかと思います。
今のお子さんはどうでしょうか?
がんばって練習して上手に弾けるようになっていますよね!
音楽のレッスンで、お子さんのやる気(内発的動機づけ)に火をつけてみませんか?
デュラン 万希子
アミーズ音楽教室 英語でピアノ講師
この記事を書いた人
幕張総合高校卒業ののち、ウェスタンミシガン大学音楽学部卒業(音楽演奏科 ピアノ専攻)
イーストカロライナ大学大学院修士課程修了(音楽演奏科 ピアノ教育学副専攻)
ユタ大学大学院博士課程修了(音楽学)
イーストカロライナ大学教育助手、ミュージックアカデミー オブイースタンカロライナ音楽教師、ユタ大学教育助手、ワシントン小学校ピアノ講師を経たのち、帰国後インターナショナルスクールで音楽教師を務める。
国際バカロレアIB DP Music Cat 1 国際バカロレアIB MYP Music Cat 1・2
ケンブリッジプログラム IGCSE Music (0410)
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もしかしたらピアノ上達と同じくらい重要な価値かもしれません。
それはひと言で言えば『やりぬく力』です。
集中力、忍耐力、判断力など、それらがひとつになり『やりぬく力』となります。
発表会などの本番を経験することによって人前で自己表現できる子、本番に向けて努力を積み重ねることができる子になります。
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