歌でつながる高校生たちの絆と友情
ammysこんにちは。
アミーズ音楽教室講師の宮本容子です。
暖かい12月ではありますが朝晩は寒くなりましたね。
私はボクササイズをしたり、話題沸騰な演出のオペラを観劇したり、スポーツや芸術を満喫しています♪
おたのしみ会でのできごと
さて、今日は先日開催されたおたのしみ会の後日談をお送りします。
おたのしみ会では、高校生の生徒さん３人が三重唱の演奏を準備をしていました。
英語技能検定の日と重なっていて、受験に向けて英検のテストも重要だけれど・・・おたのしみ会での演奏もがんばりたい！と、
３名の内２名はテスト後に駆けつけるというミッションとなり・・・残念ながら交通事情でおひとりが演奏に間に合わず、当日は三重唱での演奏は叶いませんでした。
アニメ「呪術廻戦」の中で「学生時代の不完全燃焼感は死ぬまで尾を引くものだ」という台詞がありますが、ぐるぐると私の頭の中でこの言葉が巡っていました。
リトライ会で完全燃焼
間に合わず悔しく悲しい思いをした生徒さん
心配することに心を砕いたり出番直前にカットが変更となってしまった生徒さん、
どちらも完全燃焼できる場を設けたいと思い、レッスン時間の中でおたのしみ会リトライを開催しました♪
アットホームな小さな会でしたが、生声で思い切り演奏を披露することができて、みんなにっこり笑顔になり安心しました。
ご家族の応援も
親御さまやごきょうだいからは、
発表に向けて３人の努力を感じて感動しました。
３人揃っての歌声が本当に鳥肌ができるくらい素晴らしかった！
歌うことは自信の源で生活を豊かにしてくれているので、今後も続けて欲しいと強く願っています。
などの感想がありました。
１番嬉しく感じたことは、
学校の違う同年代のお友だちができて嬉しい！
と、音楽を通じてできたご縁に生徒さん同士、親御さま同士も喜んでいらっしゃったことです。
歌うことで自信をもって
おたのしみ会当日は心が痛みましたが、お互いに思いやりを持ったり、尊敬できるところから刺激をもらえた経験になったようで嬉しく思います。
高校生となると進路を真剣に決定するなど悩みが増えたり、勉学も本格的に忙しくなる時期ですが、歌うことは全身運動なのでストレスも発散できます。
もっとこう表現したい！と自分自身と向き合ったり、テクニックを磨くことでより自分に自信が持てるサポートをしたいと、より強く思ったできごとでした。
宮本 容子
みやもと ようこ
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
岡山県出身。３歳よりピアノをはじめ、中国ユース音楽コンクールにてピアノソロ部門・ピアノ連弾部門で受賞。
岡山城東高等学校音楽系にてピアノ専攻の後、高校２年生のときに声楽をはじめ声楽科へ転科する。
大阪音楽大学声楽専攻卒業、卒業時に優秀賞受賞、岡山県新人演奏会等出演。同大学大学院オペラ研究科へ進学。
これまでに『天国と地獄」世論、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『魔弾の射手』エンヒェン、『魔笛』ダーメⅢ・クナーベⅢ、『蝶々夫人』スズキ、『ハムレット』(抜粋)ガートルードを演じ、ベートーヴェン「第九」ソリストなど、オペラ、宗教曲ソリストの演奏活動の傍ら、ゲームや映画の劇中歌録音、アニメのオーケストラコンサートに出演するなど、現在は千葉を拠点に様々な活動を行っている。
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