フルートの仲間たちをご紹介
こんにちは。アミーズ音楽教室フルート講師の宮本夢加です。

フルートの仲間たち
今日はフルートの仲間たちをご紹介したいと思います。
ピッコロ
まずはピッコロ。
オーケストラや吹奏楽でもよく活躍する楽器なので見たことがあるかたも多いのではないでしょうか。
ピッコロとはイタリア語で「小さい」という意味なのですが、その名の通りフルートの半分くらいの長さしかありません。
そして音色もフルートの1オクターブ高い、キラキラした華やかな音が特徴です。(テーマパークなどで流れる音楽もよく耳をすませるとピッコロが大活躍していますよ♪)
アルトフルート
次にアルトフルート。
普通のフルートよりも少し太くて長い楽器で、音色は少し低くあたたかい音がします。
指使いはフルートと同じなのですが、“ド”の指使いで音をだしてみると4度低い“ソ”の音が出るという「移調楽器」と呼ばれるものの1つです。
バスフルート
最後はバスフルート。
バスフルートはフルートの1オクターブ低い音で、長さはフルートのおよそ倍の長さ、そして重さはなんと4倍近くと言われています!
バスフルートは持つとこんな大きさです。

長い楽器を持ちやすくするために頭部管(演奏するときに口の近くにくる部分)がU字になっています。
(先ほど出てきたアルトフルートもU字になっているものがあります。)
フルートだけで演奏するフルートアンサンブルやジャズなどでよく使用されます。
ぜひ聴いてみてください
いかがでしょうか?
ほかにもコントラバスフルートやフルートダモーレなどなど、フルートには色々な仲間たちがいます。
興味があればコンサートなどでぜひ見て&聴いてみてくださいね♪
宮本 夢加
みやもと ゆめか
アミーズ音楽教室 フルート講師
この記事を書いた人
桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。
第61回東京国際芸術協会新人オーディション 優秀新人賞 、Prof.Dichler competition(ウィーン) 第2位ほか、様々な受賞歴がある。
国内外にて、 E.クラムバウワー、A.アドリアン、P.E.デイヴィスの マスタークラスを受講。 これまでに、倉田優、小池郁江、山田恵美子、齋藤佐智江、故野口龍、故斎藤賀雄の各氏に師事。
現在は、オーケストラ、室内楽、吹奏楽などを中心に幅広く活動しているほか、後進の指導にも力を入れている。
BRASS EXCEED TOKYO フルート・ピッコロ奏者。Flute Quartette“juin”メンバー。



