発表会前の声のトラブルを乗り越えて無事本番を迎え感無量です
こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。

個性が輝く演奏
先日の大人の発表会に出演くださいました皆さま、大変お疲れさまでした。
「わー、緊張したー💦」
「・・ミスしました、悔しい〜!」
などと、舞台袖ではさまざまな声が聞かれましたものの、皆さまそれぞれの個性が輝いていた、とてもよい演奏だったと言えるのではないでしょうか。
私の生徒さんKさんも、お洒落な帽子とジャケットでビシッと決められ、「スタンド・バイ・ミー」をとても楽しそうに熱唱されました。

声がガラガラに
このKさん、実は発表会の1ヶ月ほど前に声帯の片方が動かなくなるという(原因は不明の)症状に見舞われ、お声がガラガラに枯れてしまったことがありました!
何度も病院に足を運ばれ、「大きな病気の可能性もあるので」と言われて検査も繰り返したそうです。
幸い、結果は良好とのことで安心しましたが、「この声で出場できるだろうか・・?」と不安にもなられていました。
発表会前のレッスンでは
そこで・・

声の枯れが見られるのは、胸声(低〜中音域)あたりですね。
高い音域をファルセット(裏声)で歌われている時は、あまり支障がないようなので、まずはファルセットで声帯の負担を最小限にして練習しましょうか?
と提案し、文字通り『腫れ物に触るように』レッスンを進めていました。
・・・ところが、そこから2週間以上経った日のレッスン時に

いや〜、少し前に風邪をひきましてね。歌どころじゃなくて完全に休んでいたんですが、なぜかちょっと声が出るようになったんですよ!
と、Kさんからご報告が!
なんですって!?
さすがに私もビックリしましたが・・思えば昔、自分の師匠に

声の調子が悪い、スランプだ、という時は、思い切って1〜2週間サボってみるのも方法のうちなんだよ。
と言われていたものでした。
調子が悪い原因が病気であっても、ストレスであっても、無理をし過ぎないことが肝心なのかも知れません。
本番を無事終えて
・・ともかく、こうして無事に発表会本番の日を迎えられて、私も安心、感無量でした!
発表会終了後のお食事会の席では、もう既に『来年の発表会は何を演奏しようか?』との話題が、出場した生徒さん方の間で持ちきりでした。

いやぁ、僕はまだそこまでは考えてなくて・・まずはレッスンで、色々な曲を歌いたいですね
と仰るKさんでしたが、同席していた他のボーカルの先生方から、

エルビス・プレスリーの曲なんかどうかしら?
など、アドバイスをいただき、

あー!それもいいですねぇ♪
と嬉しそうに、早速手帳にメモ📝をされていました。
承知いたしました!では早速、楽譜の手配をするとしましょう。
まだまだ忙しくなりますね・・。
細川 千賀子
ほそかわ ちかこ
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。

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