音楽のレッスンは自分との戦いの連続だ!

こんにちは、千葉市海浜幕張のピアノ・ボーカル・話す声のボイストレーニング アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。

今回は、お子さまがピアノを習っているお父さまにぜひ知っておいていただきたいことをお伝えします。

ダラダラ練習で感じること

うちの子、ダラダラ練習していてやる気ないんだと思います

一生懸命さが感じられない

それに比べてスポーツは常に本気全開です

みんな一生懸命やってます

スポーツマンのお父さまにとって、お子さんがお家のピアノをダラダラ弾いたり、練習すらしなかったりする=やる気ないね、となります。

そのお気持ち、よくわかります。

スポーツと音楽の違い

ですが私、ピアノを弾く子どもたちに代わって語らせていただきます。

スポーツと音楽は関わり方が異なります。

スポーツはその場に行けばやらざるを得ない状況ができています。

例えばサッカーだったら、グラウンドに行ったら他の子もいて、みんな一緒に柔軟やったり基礎練やったりします。

ひとりだけダラダラできない状況なのです。

試合となったら全員が強制的に一生懸命モードですね。

一方でピアノは自宅でひとりで練習します。

宿題もたっぷりあるなー。

まずはおやつを食べよう。

宿題かピアノか・・あ、読みかけのマンガあったよね。

マンガを読む。

おっといけない!宿題やろう!

(宿題をやる)

あーつかれた。

ピアノやらなくちゃ・・でもなんか眠くなってきたよ。

でも・・・先生と最後まで弾けるようにするって約束したし。

眠い、そしてお腹すいてきたよ。

でもピアノやろう。

(ピアノを弾く)

ここ、どーやって弾くんだったかな。

えーーーっと、こうかな?

音符を読んでみよう。ミ、ラ、ソファ・・

うんうん、これでいい。

次の曲は・・・わ、難しそう。無理!でも右手だけちょっとやろうかな。

発表会などの本番では

ドキドキするー

できるかな、できなかったらどうしよう。

いやできる、できるよ。

あの難しいところ、いっつも間違えちゃうんだよね。

手が冷たくなってきたよ。

怖い。

いやできるって、絶対。

(ひとりでステージに出ていって演奏)

わー終わった!

超ドキドキしたーー

これは私の子どもの頃の様子と心の声です。

自分との戦い

昔々、子どもだった私からお伝えしたいのは

音楽のレッスン(習得)は自分との戦いなんです。

日々の葛藤、本番の葛藤の中、自分の弱さと戦っているのです。

その様子がダラダラしているように見えるかもしれませんが、子どもたちは自分自身と戦っています。

スポーツは相手との戦いだけど。

(もちろんある意味自分との戦いの部分はありますね)

自分との戦いって一番しんどくないですかね?

それを子どもの頃に日々経験している子はがんばってるなぁと私は思うのです。

だから

お子さんがピアノの前でダラダラしていてもガッカリしないでほしいのです。

「自分と戦ってるのか」と、温かい目で見てあげてください。

音楽のレッスンをやってるみんな、がんばろうね!

みんなのがんばり貯蓄は日々貯まっていますよ(^^)

安藤 歩

あんどう あゆみ

アミーズ音楽教室 主宰

この記事を書いた人

音楽教室経営26年。ピアノ指導実績のべ5000人。『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。

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小さなお子さんのピアノレッスンは、単にピアノが上達するだけではない大きな付加価値がついてくるもの。

もしかしたらピアノ上達と同じくらい重要な価値かもしれません。

それはひと言で言えば『やりぬく力』です。

集中力、忍耐力、判断力など、それらがひとつになり『やりぬく力』となります。

発表会などの本番を経験することによって人前で自己表現できる子、本番に向けて努力を積み重ねることができる子になります。

私たち講師は、こうした付加価値を強く意識して様々な工夫を凝らしてレッスンにのぞんでいます。


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