ピンチをチャンスに! 苦手な左手の上達に活用できた♪かな?
こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。
左手のケガで
先日、ピアノの生徒さんのKちゃんが右腕を骨折してしまい、しばらく左手でしか練習ができないという連絡が入りました。
レッスンに来てくれたKちゃんの、右腕のギプスは痛々しいものの・・
今度の運動会までにギプスを外せないんだよね・・
でも私、足は速くないから、走らなくてもまぁいいや。
代わりに当日は放送席でアナウンスがんばるんだ♪
意外にもケロっとしているので安心しました!
Kちゃんは、坂本龍一さん関連ニュースがきっかけで、↓この曲に興味を持ったらしく、
簡単バージョンじゃなくてもいいし、どんなに時間がかかってもいいから、絶対に発表会でコレを弾く!
と『宣言』していた、その矢先のケガでした。
左手のトレーニング
ギプスが外れるまでの期間、良い機会だから、普段はKちゃんが敬遠していた左手パートをトレーニングしよう!
ということになったのですが、
なぜか彼女は左手で、右パートのメロディ−を懸命に弾こうとします。
いやいや、そうじゃなくてね・・
と言う私に、キョトンとするKちゃん。
トレーニングの意味が分からなくて、とりあえず動く方の手でメロディーを弾けば良いと思ったみたい。
どれだけ左手パートが苦手なんだ(笑)
多くの人は右利きなので左手は動かしにくいものです。
おまけに左手はヘ音記号で書かれている曲がほとんどなので音を読むのもひと苦労。
結果として
左手って難しい・・
ということになります。
えー・・
と渋る彼女でしたが、何とか慣れてきたようで、骨折前だったら手つかずだった箇所も、少しずつ弾けるようになってきましたよ♪
やったね!左手さんの好感度UP!
先生ー。この曲は片手だけで弾けるバージョンって無いの?
レッスン後にKちゃんが尋ねてきたので、
病気で右手が使えなくなった有名なピアニストとかなら、そういう編曲の楽譜を使うかもね。
でも、左手だけで『両手と同じだけ』の量の音をいっぺんに演奏するから、かなり難しいんだよ
と私が答えると、
・・大変そうだから、やっぱり両手パート揃ってる方が良いです・・
と呟いて苦笑いしていました。(笑)
細川 千賀子
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。
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