「ピアノから歌へ」「ピアノと歌も」…ご要望にお応えします

こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。

細川先生(左)と千代田先生(右)

私の生徒さんはピアノとボーカルの方が、およそ半々の割合で在籍しています。

ときには違うコースの生徒さん同士が、

「歌も良いなぁ・・」

「ピアノも良いかも」

と、お互い興味を持つこともあるようで・・。

ピアノからボーカルへ

ピアノの生徒さんAちゃんは、アミーズのレッスンの他にミュージカル劇団にも通っています。

発表会等でボーカルの生徒さんの演奏を聴いて、

〇〇ちゃん、凄いですよね!
私も、ああいう風に歌えるようになりたいな。

と言っていたのですが、先日、

今年度の発表会までピアノをがんばって、終了後にボーカルレッスンに変更したいです

と、お母さま経由でご相談がありました。

もちろん大丈夫ですよ。
それに今まで、ピアノレッスンで読譜をがんばっていたから、今度は歌の楽譜を読むのに役に立ちますよ!

と、お答えしました。

ピアノレッスンにボーカルも

同じくピアノの生徒さんKちゃん。

自分のレッスンの前後でボーカルの生徒さんが歌っているのを聴いて、やはり気になったらしく、

私もボーカルレッスンしたいなぁ・・

と相談して来ました。

しかしこちらは、お母さまに

一度始めたことは、簡単にコロコロ変えちゃ駄目よ!

と釘を刺されたようで、ご相談の末、

ピアノをがんばってお稽古した上で、レッスン時間の残り数分だけ歌って良し!

という話に落ち着きました。

・・とはいえ、ほんの数分間。

あっという間のことなので、

・・えー、もう終わりー?もう一回!(歌詞の)1番だけでも歌わせて!

と懇願するKちゃんですが、次の時間の生徒さんも待ってるので、ハイ、時間切れー!(笑)

えぇー・・レッスン時間がもうちょっと長かったらいいのに・・

と、口を尖らせる彼女に、私は

歌を歌うコーナーは、30分のピアノレッスンの中の『おまけ』だからね。おまけが本体より大きかったら変でしょ?(笑)

小学生の、頭が柔らかい内にピアノを習っておいて損なことはないから、今はこちらをがんばりましょう?

と言って、お見送りしました。

ピアノレッスンにボーカルを

アミーズでは一度のレッスンで歌とピアノの両方を習うことができますが、その場合のレッスン時間は45分以上としています。

そうしないとKちゃんのように両方のレッスンをするには30分では足りません。

現在レッスンが混み合っているため残念ながら30分以上の時間をなかなかご案内できないのです。

でも

歌とピアノは演奏方法こそ違うけれど、フレーズの作り方など、根っこの本質的なものは同じである

と私は思います。

だからテキストを一冊増やすような感覚で「歌のコーナー」をひとつ混ぜることをピアノレッスンに取り入れたりしています。

ボーカルレッスンは何歳から始めても「遅すぎる」ということはありません。

ある程度ピアノのレッスン段階が進んだところで、

「どうしようかな?」

と、再度考えてもらうこともあるではないでしょうか?

細川 千賀子

ほそかわ   ちかこ

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。

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声で表現することが、1対1のコミュニケーション、大勢の前での発言やスピーチに役立ちます。

歌を学ぶ過程で、正しい発声と歌詞の内容を理解し情景や気持ちを想像し、それを表現する力が身につきます。

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