子どもの心が不安定なとき、私は応援団になります!
こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
直球な子どもたちは案外傷つきやすい
子どもって大人の私たちが思うより、ずっと傷つきやすいのです。
大人だったら
「こんなこともあるよね」とか
「仕方がないよ」とか
「自分だけじゃないし」と、自分の心を守るすべを知っています。
でも子どもは自分に起こったできごとをそのまま直球で受け取ってしまうから。
心の傷が深くなってしまうのですね。
心に傷を受けると集中できなかったり、急におしゃべりになったり、感情の起伏が大きくなったりします。
ピアノに通っている生徒さんたちにも日々たくさんのことが起こります。
そんな時、ピアノの先生である私はどうしたらいいのかな~。
生徒さんに対して何ができるかと考えていることをお伝えしますね。
子どもの心は繊細です
子どもの心は繊細です。
少しのことでドキドキしたりソワソワします。
毎週レッスンに通ってきてくれる生徒さんも、日によっては元気がないこともあります。
そして、お母さんに話せないことをピアノの先生にポロリとしゃべってしまうことも。
ピアノの先生って、学校の先生とも違うし、親戚のおばちゃんでもないし。
ちょっと特殊な存在なんです。
個人レッスンの室内では、先生と生徒さんの二人だけだから話やすい。
涙が出ちゃっても他の人に見られないし。
お友だちとケンカしたこと
お友だちの言い分に納得がいかなかったこと
学校の先生に怒られたこと
子どもたちの心がザワザワするのはこんなとき
子どもたちは、学校や塾がキツイという身体的なことより、心の苦しさで悩んでいるようです。
そして一番多いのは、自分でも原因がわからないけど心がザワザワしている子です。
先生に自分の話を聞いてもらいたい
おもしろい事を言って先生を笑わせたい
ピアノ弾いてって言わないで、話を聞いて!
こういう子は、身辺で環境の変化が起っていることがあります。
学校のクラス変え
お友だちの習い事が増えて遊べなくなった
妹さんや弟さんが生まれた
お母さんがお仕事を始めた・・など。
最初は
「自分で鍵を開けてお家に入るんだよ」と、得意げに言っていた声のトーンが変わってきます。
ピアノの練習時間が短くなってきます。
集中力も落ち気味。
ギャラリー(お母さんの目)がいなくなると、やる気がなくなるのは当然のことです。
私たちは生徒さんもお母さんも応援しています
でもね、お母さんだってがんばっているんです。
お仕事を始める前と変わらず、レッスンファイルにご自宅でのお子さんの様子などを丁寧に書いて下さいます。
小さな子どもの成長過程にはいくつものハードルがあります。
毎週のレッスンで、ピアノの先生である私は応援団になることでお役に立てたらいいのかな~と思っています。
お母さまにはこんなメール。
◯◯ちゃん、今日のレッスンで最後まで両手で弾けましたよ!
お子さんにはこんなひと言。
自分のこともそうですが、お母さんのことを褒められると子どもって本当に嬉しそうな顔をします。
応援団は子どももお母さんも応援しますよ!
安藤 歩
アミーズ音楽教室 主宰
この記事を書いた人
音楽教室経営26年。ピアノ指導実績のべ5000人。『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。
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