ハノン嫌い!でもピアノは好き!というお子さんにおすすめの方法とは


こんにちは。アミーズ音楽教室主宰の安藤歩です。

今日はピアノレッスンをする多くの方が取り組む「ハノン」についてお話しようと思います。

嫌われがちなハノンですが・・・

ハノンとは、指を早く正確に動かすための練習曲が60曲詰め込まれた教則本です。

ハノンは算数でいえば計算ドリル、野球でいえば素振り。

単調で面白みを感じにくい基礎練習・反復練習で嫌われることが多いです。

実はわたしも子供の頃は大嫌いでした。

でもハノンを練習したから難しい曲も弾くことができるようになったのだと今ならわかります。

・・・とはいえ、

そうなるまでハノン嫌いになっちゃう生徒さんも多いので、先生としてはなるべく楽しく練習してもらえるようにしていきたいと思っています。

ハノンを楽しく練習する方法~記録をつける

記録を塗り替えていくのが好きなタイプの生徒さんにお勧めの方法です。

生徒さんにはハノンの1番を反復して練習していただくことが多いですが、メトロノームを少しづつ早くしていき、記録していくのです。

メトロノームのテンポがだんだん早くなって数字があがっていくと速く弾けるということになります。

指が早く動かせるようになってきたのだと実感してもらいやすい方法ですね。
正確に弾くのも大切なことですが、まずはみんなが憧れるスピード!

速く弾いちゃおう!という思考、数字に表れることに満足していける生徒さんにはオススメの方法です。

ハノンを楽しく練習する方法~1番を完璧にしあげて高度な曲を弾く自分を想像する

ピアノ特有のキラキラした音を弾くには、「粒ぞろいの音」を出せなくてはなりません。

そのための反復練習なのだと前向きにとらえてがんばっていく方法です。

ハノンは60曲がありますが、まずは1番だけ超絶にスラスラ弾けることを目標にします。

ハノン1番
ハノン1番

ここまでできたのだからきっと自分にもできる!と、リストやショパンの小さな音が連なってキラキラしているような曲をたくさん聴いて、「こんな曲を弾いている自分」を想像しながら練習していただきます。

そしてハノンは同じパターンの繰り返し。

人間は同じパターンを繰り返していると陶酔してくるんです。

阿波踊りとか、ラヴェルのボレロとかですね(笑)。

ハノンをスラスラ弾けると心地良さを感じてきます。

そこまでいけたらしめたものなんですよね。

ハノンは必要か?

ハノンは効率よく指先を訓練するために必要と考えています。

ハノンがキレイに弾けると5本すべての指がまんべんなく動かせることができるようになり、「自分の指なのに言うこと聞いてくれない」ということが少なくなります。

弾く楽しみをより感じていただくことができるというわけです。

そこまでの単調な練習を「ド根性」に頼らず取り組んでいただけるように、私たち先生も考えていきたいと思っています。

今はハノン教則本にもジャズ編とか、ハノンに素敵なメロディを乗せた連弾集とか色々な教則本があります。

こういう曲集も、1番が弾けたら楽しめると思いますよ!

ハノン先生が作った教則本

「ハノン」はフランス人のハノン先生が作った教則本です。

「ハノン」は英国風又はドイツ風の発音で、フランス語風にすると「シャルル=ルイ・アノン」。

1819年(その頃日本は江戸時代後期)フランスの小さな村に生まれたハノン先生は、教会のオルガン奏者、作曲家、ピアノの先生という肩書を持つ人物でした。

そんなハノン先生が「ハノン教則本」を作ってから約200年。

ハノン教則本はヨーロッパだけではなくて世界中でピアノを志す人のスタンダードな教則本となりました。

あの単調な音階から「ハノンは真っ白なキャンバスだ」と創造力をかきたてられる音楽家も少なくないようですよ。

安藤 歩

あんどう あゆみ

アミーズ音楽教室 主宰

この記事を書いた人

音楽教室経営26年。ピアノ指導実績のべ5000人。『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。

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