歌のレッスンでのマスクの意外な効用とは

こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。

細川先生

歌のレッスンでは

今年に入ってさらにコロナの広がりが続いていますね。

教室では、感染症予防の対策の徹底に努めています。

ボーカルレッスンの様子

ボーカルのレッスンでも、生徒さんにはマスク着用で歌っていただいています。

通常型の不織布マスクでは、歌の息継ぎの際にマスクが口に貼りついて不便なので、下の写真のような「3Dマスク(ダイヤモンドマスクとも言います)」を、レッスンの際に生徒さんにお勧めしてみました。

生徒さん方は、「これなら息が吸いやすい!」と、ホッとした様子でした。

私は「マスクしてても、生徒さんの口の形は分かりますよ!口はしっかり開けましょう。」と指導しつつも、マスクで歌うのはねぇ・・という心の声が出てしまい、ついつい「ごめんなさいね」と声掛けしていました。

マスクをして歌うメリット

すると・・

「でもねぇ、先生、」

大人のボーカル生徒さんの1人が、こうおっしゃいました。

マスク着用で歌うのって、メリットもあるんですよ♫

・・えっ!?どんなことですか!?

マスクの中だったら、恥ずかしがらずに思い切って、口や鼻の奥を大きく開けて歌えるな、と思って。

歌唱力が高い歌手の人が、そういう発声をしてるのは分かるんですけど、自分がやろうとすると、何かちょっと気恥ずかしかったり、『素人なのにプロの顔マネしちゃって・・』と、自分で勝手に思ってしまって気後れしたりするんですよ。

・・その発想はなかった・・!

他の生徒さん方のレッスンにも、その考え方、使わせていただきます。

視点を変えてみると

制約の多いコロナ禍では、つい「〜しかできない」「残念だけど我慢」という、負の感情が多く出てしまいがちです。

でも、考え方次第で、同じ条件のことがらでも違って見えたり、プラスに感じられたりするのかも知れません。

また1つ、生徒さんに教わりました。

細川 千賀子

ほそかわ   ちかこ

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。

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大好きな曲を思いのままに歌えたら、どんなに楽しいでしょう。

歌を歌うと表情が明るくなり気持ちも上がります。

明るい表情と聴き取りやすい声は、あなたのイメージをアップします。

お仕事でお話しすることが多い方は、声がよくなると自信を持ってお話しができるようになります。

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