バッハコンクールがんばりました!

こんにちは!
アミーズ音楽教室の千代田あおいです🎵

今日は、冬休みにピアノのコンクールをがんばった生徒さんをご紹介します!

千代田先生と生徒さん

音楽の父バッハ

Hくんはバロック時代の曲が好きで、今回は日本バッハコンクールを受けました。

バロック時代の曲は、教会で流れているような優雅な雰囲気があって聴いていて心地よいですよね🌿

日本バッハコンクールとは。

日本バッハコンクールは、『音楽の原典を学ぶ』をコンセプトとした、日本随一の規模のピアノコンクールです。
全国で7,000名近くが参加し、開催は今年で14回目を迎えます。
バロック期のポリフォニーの作品を学習することで、読譜力や演奏能力の向上を促し、一生ピアノを学び続けるための基礎を育成します。

日本バッハコンクール 公式ホームページより

ポリフォニーとは?

ポリフォニーというのは複数の声部からなる音楽になります。

ソプラノ・アルト・テノール・バスに分かれている合唱を想像するとわかりやすいと思います🎶

右手にも左手にもあらゆる主旋律が出てきて、難しい曲では3・4・5声で作られた作品もあります!

右手と左手だけでこの複数のパートを弾き分けるなんて、すごいと思いませんか?!

ベートーヴェンやショパン、メンデルゾーンなど、多くの有名な作曲家たちもバッハについて詳しく勉強したそうで、自分達が作った曲の中にも取り入れられています📖

“音楽の父”と呼ばれるバッハがいたからこそ、現代の音楽に繋がっているのですね🎼

バッハは作曲家たちのお父さんみたいな存在なのです✨

コンクールは全国大会へ

Hくんも、今回の課題曲では左右のバランスに気をつけて、歌うように弾くことを意識して練習に取り組みました💪

そして地区大会の結果は、無事に優秀賞で通過し全国大会に進むことができました💮
(地区大会から全国大会に進める割合は、全体で約4割だそうです!)

新たな課題も

予選を通して2つの新たな課題も見つかりました。

1.響く音で弾く

普段のレッスンでは、叩いたようなきつい音にならないように練習をしてきたのですが、本番のホールは広かったこともあり綺麗な音では弾けていましたが音量が小さく聴こえていました。

そこでレッスンでは「きつい音ではないけれど、芯のある響く音で弾けるようになる」ことを目標に練習を進めています。

2.力を抜く

まだ年長さんのHくんが苦戦したのは「脱力」です。

伸びやかな音を出すためには、押す力だけでなく正しく力を抜くことも必要になります。

鍵盤を押したらすぐに脱力するために、指の1本ずつ、音も1音ずつから地道に練習を行いました。

根気よく練習を繰り返していたら音がキラキラ輝いてきました!

次の目標に向かって

コンクール本番では、長い間がんばってきたことが発揮できてHくんのお顔は自信と達成感に満ち溢れていました。

また、自分の演奏の録音を聴いて自分で

ここはもっとこう弾いた方がいいかな?

と考えられるようになったのも大きく成長した点だと思います。

次の目標に向かって、これからもいっしょにがんばっていこうね😄

千代田 あおい

ちよだ あおい

アミーズ音楽教室 ピアノ講師

この記事を書いた人

武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。
日本ピアノ教育連盟JPTAピアノ・オーディション 奨励賞、地区優秀賞。同連盟関東甲信越支部主催 動画オーディションD部門 奨励賞。
ピティナ・ピアノコンペティション 東日本千葉2地区本選 入選。
日本クラシック音楽コンクール 全国大会 入選。ピティナ八千代支部 25周年アニバーサリーコンサートに出演。
ピティナ・ピアノ指導者ライセンス初級者、中級者、上級者指導課程の全級取得。
YAMAHA銀座にて、中学生・高校生によるピアノサロンコンサートに出演。その他、プロ・アマチュア合唱団体などの伴奏経験多数。
【指導実績】
ピティナ・ピアノコンペティション A2級予選優秀賞、A2級本選優秀賞
日本バッハコンクール 幼児B部門予選優秀賞
英国王立音楽検定 ABRSM グレード3合格

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