保育士試験ピアノのよくあるお悩みを解決しました
こんにちは。アミーズ音楽教室講師の坂井美登里です。
保育士実技試験 課題曲のレッスン
教室には大人の生徒さんもたくさん通って下さっていますが、こちらの生徒さんは、12月に行われる保育士試験合格を目指して、実技試験の課題曲の練習をスタートしたところです。
力が入りすぎて…
符点のリズムや、8分音符の細かいリズムがどうしても上手く弾けなくて😣
とお悩みだったので、生徒さんが弾いている姿をよ〜く観察。
…どうやら、手首と指先にギュッとチカラが入りすぎているみたいです。
上手に弾かなきゃ!と気合いが入れば入るほど、身体に余分な力が入って、指が滑らかに動かなくなってしまうんですよね。
ピアノを弾くって、単純そうで難しいですね〜😅
力を抜くコツは
そこで、片方の手で握りこぶしを作ってもらって、
痛くない程度の力加減で、(握りこぶしを鍵盤だと思って)握りこぶしの上で指をトントントン…と動かしてみましょう
とアドバイスさせていただきました。
何回か指を動かして、脱力する感覚を掴んでから、もう一度ピアノを弾いてみると…
まるで魔法がかかったみたいに、スラスラッと上手く弾けるようになっていました⭐︎
「わぁ、弾きやすくなりましたー!」と、ご本人も嬉しそうです。
良かった良かった😊
自分の体で感覚をつかんでみる
どれぐらいの力加減で鍵盤を叩けばいいのか、案外難しいものですが、自分の拳や腕、太ももなどで感覚を掴んでみる方法、手軽にできてオススメですよ〜。
実はこのやり方、私自身が子供の頃に先生から教わって、子供心に「わかりやすい!」と納得した記憶があり、こうしてたまに活用しています♪
お悩み解決した生徒さん、晴れやかなお顔で帰っていかれました。
上手に脱力できると、音も綺麗になります♬
保育士試験合格目指して、これからもがんばりましょう!
坂井 美登里
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
ドイツのハンブルグ スタインウエイ社主催の子供のためのピアノコンクール第2位。ドイツ国内の数々のコンクールに入賞。
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会に進出。
第18回全国決勝大会C級ベスト20賞、第20回全国決勝大会D級銅賞を受賞。オーケストラとピアノコンチェルトを共演。
高校入学後、声楽を学び東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽教育専攻修了。
二期会オペラ研修所第56期マスタークラスを優秀賞にて修了。「二期会新進声楽家の夕べ」出演。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール声楽部門最優秀賞。韓国・ソウルで現地のオーケストラと競演。
数々のオペラ出演、べートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのソリスト。保育園や小中学校での子供向けコンサートにも多数出演。二期会会員。
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