間違えても大丈夫!音楽を楽しんで、成長していきましょう

こんにちは!アミーズ音楽教室講師の吉野瑛莉子です。

吉野先生(中央)、千代田先生(左)、澤井先生(右)

今回は、日々のレッスンで私が大切にしていることの1つ、「間違えてもいいんだよ」ということについてお伝えしたいと思います。

楽しむ気持ちを大切に

真面目だったり一生懸命に取り組む子ほど、

間違えたらどうしよう💦

と不安になりがちです。

もちろん、正確に弾くことは大切です。

でもそれ以上に音楽を、弾くことを、歌うことを楽しむ気持ちを大切にしてもらいたいと思います🎵

それに間違えることより、そもそも間違いに自分で気付けていたら満点ではないでしょうか✨


(「3小節目の右手がちょっと早く上げちゃった(♩.が♩になっていました)」と、その箇所を自発的に練習するNちゃん👏)

間違いは成長のチャンス!

間違いは、成長のチャンス!

たとえば4分の4拍子なのに、4.5拍子や6拍子になることがあります😆

そうしたら「今ここに魔法が掛かっちゃったんだけど、気付いたかな?」など聞いてみます。

気付けていれば、直すだけ!

気付いていなければ、何がどうなったかを話して、音符のお勉強を挟みます。

f(フォルテ)の場所をP(ピアノ)で弾いていたら、弾き終わってからその場所をスッと隠して
「さて、問題です。ここに何かが書いてありますが…なんでしょう?!」
とクイズを出します。

こちらも、答えられたら直すだけ!

答えられなかったら「このfさん忘れられてたね😅」と、楽譜の全てを大切に見るよう伝えます。

(この“ド”は、ピアノのどの場所のドだっけ?とおさらい中のKちゃん✏️)

上手になるヒントを見つけよう

繰り返しになりますが、間違いは、成長のチャンス!です。

今より一歩以上進むことだけが成長ではなく、
・整理すること
・修正すること

これらも成長です❗️(これらの方が大切な気もします)

ご家庭でも、もしお子さまが「間違えちゃった…」と落ち込んでいたら

「次はもっと上手に弾けるヒントを見つけたね!」と声をかけられてみてはいかがでしょうか?

吉野 瑛莉子

よしの  えりこ

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

東京藝術大学音楽学部、同大学院修了。
小澤征爾氏主宰の「音楽塾」、富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩初演ソリストとして東京フィルハーモニーと共演。
黒部市歌のCD収録や披露演奏、フィオレンツァ・コッソット女史マスタークラス優秀者演奏会出演。
オペラ、宗教曲ソリストなどクラシック曲の演奏の他、
ゴスペルやジャズ、ポップス、ミュージカルで、ボーカル、弾き語り、伴奏ピアニストとして活動している。
ピティナピアノコンペティションE級地区予選一位、北日本新聞社賞
富山県青少年音楽コンクール声楽部門一位
富山県新人演奏会最高位、県知事賞、北日本新聞社賞
ルーマニア国際音楽コンクール、イタリア声楽コンコルソ入選
Belcanto Soprano Concorso一位、大会始まって以来初の金賞

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