冬場の歌手が声と喉を守るために気をつけていること
寒さが厳しいこの時期、皆さん体調はいかがですか。
今回は、歌手でもある私がこの時期、声のために気をつけていることについてお伝えしたいと思います。
こんにちは!アミーズ音楽教室講師の坂井美登里です。
風邪をひかない
一番注意していることはズバリ「絶対に風邪をひかないようにする!」です。
風邪をひいてしまうと、喉や鼻の粘膜に炎症が起きますよね。
すると、声を出すための器官である声帯とその周辺も炎症してしまい、声が出しにくくなってしまう場合が多いのです。
もしそうなってしまったら、歌手にとっては一大事!
そんわけで、冬場の歌手は、風邪菌をもらわないよう神経をピリピリさせています(苦笑)。
手洗い・うがい・マスク…基本が大切
コロナ禍の世の中になり、
こまめな手洗い、うがい
マスク着用(飛沫を他人に飛ばさない、受けない)
不潔な手で目、鼻、口を絶対に触らない
このような習慣が、感染を防ぐためにいかに大切かという意識がすっかり浸透しました
ですが、私達歌手からすると
そんなのとっくの昔から実践していたよ?!
やっと、皆が真剣に気をつけるようになったのね..
というのが正直な気持ちです。
もちろん、感染力が強いウィルスでは、上記のような点に気をつけていても病気にかかってしまうかもしれませんが、いわゆる「普通の風邪」に関しては、気をつけることでかかる確率がグンと減りますよ!
こまめな水分補給
加えて、
こまめに水分を補給して、常に喉を潤しておく
これも大切です。
そうすれば、ウィルスや菌が口の中に入ってしまったとしても胃の中へ流せるので、喉に菌が長く留まるのを防げるから。
私も、レッスン中こまめに水分補給しています。
喉の乾燥を防ぐ
また、喉の乾燥も大敵なので、
室内では加湿器を使う
マスクを着けて寝る
こちらも実践しています。
ちなみに外出先での乾燥対策として、私のカバンの中にはミント、ガム、飴が絶対入っています。
口の中を乾燥させない
口の中と喉が乾燥しないように気をつけることで、風邪の予防だけでなく、声が出しにくくなったり、咳が止まらなくなってしまうトラブルも防げますよ♪
寒い季節真っ只中ですが、皆さんも喉の健康を守って元気に冬を乗り越えましょう!!
坂井 美登里
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
ドイツのハンブルグで行われたスタインウエイ社主催の子供のためのピアノコンクール第2位。ドイツ国内の数々のコンクールに入賞。
ピティナ・ピアノコンペティションC級、D級、E級において全国決勝大会に進出。
第18回全国決勝大会C級ベスト20賞、第20回全国決勝大会D級銅賞を受賞。オーケストラとピアノコンチェルトを共演する。
高校入学後、声楽を学び東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽教育専攻修了。
二期会オペラ研修所第56期マスタークラスを優秀賞にて修了。「二期会新進声楽家の夕べ」出演。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール声楽部門最優秀賞。韓国・ソウルで現地のオーケストラと競演。
数々のオペラ出演を果たし、べートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのソリストを務める。また、保育園や小中学校での子供向けコンサートにも多数出演。
現在聖心女子大学講師。二期会会員。
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