練習嫌いだった私がお家で練習する子になった方法とは?

こんにちは。アミーズ音楽教室講師の坂井美登里です。

坂井先生のレッスン

6月にして異例の梅雨明けで厳しい暑さが続いていますが、生徒さんたちは元気に教室へ通って下さっています♪

6月も後半になると、新年度からスタートした園生活、学校生活に慣れてきて、お子さん、そして保護者の皆さんの心にも徐々に余裕が出てくる頃かと思います。

そんな生活のペースが整いつつある今の時期、お家での練習の仕方について、お子さんと話し合ってみるのはいかがでしょうか?

お家での練習は

教室でのレッスン←→お家での練習

このサイクルが安定すると、ぐんぐん上達しますよ!

何曜日に?

︎まずは「何曜日だったら練習できる?」から考えてみましょう。

習い始めて間もない生徒さんや、忙しい生徒さんは、週に一日でもOK!

「練習をする曜日」を決めてしまうのがオススメです。

どの時間帯に?

︎次に「どのタイミングで練習する?」を考えます。

  • 朝、幼稚園に行く前に練習
  • 夕方、お母さんがご飯を作ってくれている間に練習
  • 夜、お風呂に入る前に練習

ご家庭によって、練習するのに都合の良い時間帯はさまざまだと思いますので、練習のベストタイミングを検討してみると良いですよ♪

何分くらい?

︎最後に「何分間だったら練習をがんばれる?」を考えてみましょう。

集中力を保っていられる時間には年齢差や個人差があるので、お子さんが苦痛を感じることなく練習に取り組めるのは何分間か、ぜひ慎重に考えてみてください。

小さなお子さんは

小さなお子さんの場合は、「(一曲を)3回弾く」のように、回数を決めてしまうのもアリだと思います♪

例えば「月・水・金の3日間、おやつを食べた後の10分間はピアノの練習をする」という風に、無理なく続けられるスケジュールを考えてみましょう(^_^)v

…ちなみに、私は子どもの頃、練習が大嫌いでした〜!(笑)

私が子どもの頃は

はるか昔、私が年長さんの時だったと思います。

練習嫌いのくせに人前でピアノを披露することが大好きだったので、“練習を毎日がんばること”を条件に、コンクールに参加させてもらえることになりました。

それにも関わらず、練習をサボりまくる私(^^;)

「練習を毎日がんばる約束を守れないんだったら、コンクールに出るのはやめなさい」と、ついに両親から叱られてしまいます。

話し合いの末、私は「これからまいにちピアノをれんしゅうします。れんしゅうしなかったらコンクールにはでません。」という誓約書(?)を自分の字で紙に書いて、ピアノのそばの壁に貼っておくことにしました。

練習を怠けたくなったらその誓約書を見てグッと耐え(笑)、どうにかコンクールに出られたことを覚えています。

ちょっとクセの強いエピソードですが(笑)、あの時、自分で考えさせてくれた両親には感謝しています。

生徒さんは

こちらの4歳の生徒さんは、最近レッスンをスタートしたばかりですが、すでに「ママが夕飯を作っている間に自分ひとりで練習する」というペースが確立しているそうです。

素晴らしいですね!

無理なく工夫しましょう

いかがでしたか?

ぜひ皆さんも、練習が“生活の一部”になるような、無理のない練習スケジュールを工夫してみてくださいね♪

坂井 美登里

さかい   みどり

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

ドイツのハンブルグ スタインウエイ社主催の子供のためのピアノコンクール第2位。ドイツ国内の数々のコンクールに入賞。
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会に進出。
第18回全国決勝大会C級ベスト20賞、第20回全国決勝大会D級銅賞を受賞。オーケストラとピアノコンチェルトを共演。
高校入学後、声楽を学び東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽教育専攻修了。
二期会オペラ研修所第56期マスタークラスを優秀賞にて修了。「二期会新進声楽家の夕べ」出演。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール声楽部門最優秀賞。韓国・ソウルで現地のオーケストラと競演。
数々のオペラ出演、べートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのソリスト。保育園や小中学校での子供向けコンサートにも多数出演。二期会会員。

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