生徒さんと一緒に特別な場所を作っていきます
こんにちは!アミーズ音楽教室ボーカル・ピアノ・話す声のボイストレーニング講師の、吉野瑛莉子です。
終わりと始まり
秋がどんどん深まってくるのを実感するこの時期は、年度の変わり目には及ばないものの「終わりと始まり」が多いような気がします。
私の生徒さんでも、
コンクールやオーディションに初挑戦する生徒さん、
塾や受験をがんばるのでレッスンは少しセーブする生徒さんもいれば、
「ピアノを弾きたい!」「歌いたい!」とレッスンをスタート&再スタートされる大人の方がいたり、終わりと始まりに接する機会が増えています。
音楽のレッスンを通じて皆さんの人生がこの笑顔のように豊かなものでありますように!
(こちらはMちゃんの〝しあわせポーズ☺️” )
継続する意味
さて。終わりと始まりに接しながら、 継続することの意味 について少し考えてみました。
私はピアノを3歳から習い始めました。
音楽家になるなんて私も親も全く考えていなかったし、
「やめる!!」と断言したこともあります。
ですが毎年の発表会と時々コンクール、毎週のレッスン、そして毎日の練習を続けてきました。
上手だから続けたんでしょ?
そう言われることが少なくないのですが、そんなことはありません。
音符の読み間違え
臨時記号の見落とし
指が速く動かない
など、『あるある』です!(偉そうにするところではないですが)
挫折の回数なんて数え切れないほどあります!
辞めるタイミングや節目も人並みにありました。
レッスンが続けられたのは
では、なぜ続けたのでしょう?
生徒さんで長くレッスンに通われている方にも聞いてみたところ、
- 弾きたい曲、歌いたい曲がある
- 演奏を聴いてもらいたい人がいる
- ピアノの音が好き
- 歌うのが楽しい
- ストレス解消になる
- もっといろいろな音、いろいろな声を出せるようになりたい
- いつも何か必ず発見があり、日常や仕事にも応用できる(考え方や捉え方など)
これらが多いのですが、
言葉にすると漠然としているような、でも 音楽を続けるもっとも大きな理由 はコレなのでは?と私なりに思うに至りました。
それは
「 演奏することは、心の秘密基地に行くこと 」
自分だけの特別な場所
ちょっと苦しいことがあっても自分だけの特別な場所で時間を過ごしたら、スッキリしたり、少し気持ちが穏やかになったりした経験はありませんか?
数年前から続く、世の中の大きな変化に対応するだけでも大変です。
でも音楽が自分だけが籠もれる特別な場所で、一緒に泣いてくれたり、ふかふかのクッションになってくれたりしたら、、
気持ちが柔らかくなれる。
少し強くなれる。
実際に音楽がそんな「特別なところ」と化していく生徒さんを見守ったり、「特別なところ」で楽しそうにしている生徒さんと気持ちを共有したり、レッスンはそんな時間でもあります。
音楽で、生徒さんの心の秘密基地を一緒に作っていくのが先生の喜びです。
吉野 瑛莉子
アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師
この記事を書いた人
東京藝術大学音楽学部、同大学院修了。
小澤征爾氏主宰の「音楽塾」、富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩初演ソリストとして東京フィルハーモニーと共演。
黒部市歌のCD収録や披露演奏、フィオレンツァ・コッソット女史マスタークラス優秀者演奏会出演。
オペラ、宗教曲ソリストなどクラシック曲の演奏の他、
ゴスペルやジャズ、ポップス、ミュージカルで、ボーカル、弾き語り、伴奏ピアニストとして活動している。
ピティナピアノコンペティションE級地区予選一位、北日本新聞社賞
富山県青少年音楽コンクール声楽部門一位
富山県新人演奏会最高位、県知事賞、北日本新聞社賞
ルーマニア国際音楽コンクール、イタリア声楽コンコルソ入選
Belcanto Soprano Concorso一位、大会始まって以来初の金賞
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