意外と知らない⁈ピアノのルーツはこの楽器です
こんにちは!
アミーズ音楽教室の千代田あおいです🎵
ピアノの中を見てみたら
最近のレッスンで、7月に開催された『ピアノ博士のおもしろピアノ塾』にご参加された生徒さんたちから、
とっても楽しかった!
ピアノのハンマーでキーホルダーを作ったよ!
と喜びの声をたくさん聞かせていただきました✨
ピアノの中身や構造を知った皆さん、
ピアノって、初めからこういう形でこんなに複雑な構造なの?
と気になりませんか?
今日は、現在私たちが弾いているピアノのルーツを少しお話したいと思います♪
ピアノのルーツ「ダルシマー」とは
ピアノのルーツってなんだろう?
ピアノのご先祖さまにあたるのは「ダルシマー」という楽器です。
ダルシマーは、太鼓のように弦をバチで叩いて音を出します。
ピアノ塾で習った、ピアノの音が鳴る仕組みの「弦をハンマーで叩いて音を出す」という構造は、このダルシマーの演奏方法が始まりだったのです!
バチの形を見てみると、皆さんがピアノ塾で作ったキーホルダーのハンマーの形とよく似ていますね!
弦もたくさん張られており、現在のピアノの中身とそっくりです!
音はどうでしょうか?似ているかな?
ちょうど、ダルシマーとピアノで演奏されている動画がありましたので、こちらをご覧ください。
(伴奏の音がピアノです。)
なめらかなピアノの音と比べて、ダルシマーはとても特徴のある不思議な音でしたね!
私は、ピアノの音というより、ギターの弦をはじく音のように感じました💥
上の写真はシンプルなデザインでしたが、このような美しい絵が描かれているダルシマーもあったそうです。
ピアノもこんなに綺麗な装飾がついていたらいいのにな〜と思った方、なんとピアノにもこんなに綺麗な絵や彫刻のついたものもありますよ👼🏻✨
この写真は、私が珍しいピアノを取り扱っている方にお会いした時に撮影させていただきました。
音の美しさだけでなく、美術品と同じように鑑賞する楽しさもあわせもっていたようです。
ピアノの歴史を調べてみよう
いかがでしたか。
今やもっとも知られている楽器のピアノですが、そのルーツを知っている人は意外と少ないのです。
ダルシマーから始まり現在のピアノができるまでは、まだまだたくさんの楽器の進化と、その進化のために楽器を作った人、演奏をした人など、1つの楽器にもさまざまな物語があります✨
今年の夏休みの自由研究は、皆さんがいつも弾いていて身近にある“ ピアノの歴史 ”について調べてみても良いかもしれません!
私の出身の武蔵野音楽大学 江古田キャンパス内にある「楽器ミュージアム」には、ピアノのルーツとなる楽器たちを中心に、色々な楽器が展示されているので、気になる方はぜひいらしてみてくださいね🎹
千代田 あおい
アミーズ音楽教室 ピアノ講師
この記事を書いた人
武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。
日本ピアノ教育連盟JPTAピアノ・オーディション 奨励賞、地区優秀賞。同連盟関東甲信越支部主催 動画オーディションD部門 奨励賞。
ピティナ・ピアノコンペティション 東日本千葉2地区本選 入選。
日本クラシック音楽コンクール 全国大会 入選。ピティナ八千代支部 25周年アニバーサリーコンサートに出演。
ピティナ・ピアノ指導者ライセンス初級者、中級者、上級者指導課程の全級取得。
YAMAHA銀座にて、中学生・高校生によるピアノサロンコンサートに出演。その他、プロ・アマチュア合唱団体などの伴奏経験多数。
【指導実績】
ピティナ・ピアノコンペティション A2級予選優秀賞、A2級本選優秀賞
日本バッハコンクール 幼児B部門予選優秀賞
英国王立音楽検定 ABRSM グレード3合格
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