大切な曲を表情豊かに歌うためにオススメなこと
こんにちは。
アミーズ音楽教室講師の髙品綾野です。
子どもの頃に聴いた曲
小さい頃に聴いていた曲、記憶に残る歌はありますか?
私は幼少期、祖母といっしょにお風呂に入ると、よく聴かせてもらっていた歌がありました。
ひこよがね おにわで
かわいいかくれんぼ 作詞:サトウハチロー
ぴょこぴょこ かくれんぼ
どんなに じょうずに かくれても
きいろいあんよが みえてるよ
だんだんだぁれが めっかった♪
小さなひよこがヨチヨチと歩いて、物影に隠れたかな?!と思ったら、黄色のあしがちょこっと見えているようなイメージが浮かびます🐥
とても可愛らしい歌詞とメロディーで、なんだか心があたたかくなるんですよね!
この曲は、70年以上も前に発表された中田喜直さん作曲の「かわいいかくれんぼ」という日本の童謡、ということを後に知りました。
祖母が私に歌ってくれたこの曲を、今度は私が大切に歌っていきたいなと思います♪
歌詞を声に出して読んでみる
みなさんにも大切な一曲があるかもしれません。
その歌には必ず歌詞があると思いますが、その言葉からなにを感じるでしょうか?
喜び、悲しみ、怒り、驚き、愛情など…
いろいろな感情がありますね!
歌の練習方法として大切なことの一つに、歌詞を書いて声に出して読むことを、おすすめしたいと思います。
日本語歌詞の楽譜では、ひらがな書きになっていることがほとんどです。
ひらがなを漢字で起こしてみると、どんなことを歌っているのか、またフレーズの運び方が、より読み取りやすくなります。
笑顔で表現力アップ
歌詞を音楽にのせて歌うことができるようになったら、表現力をつけたいですよね♪
レッスンでは、頬骨をあげることを意識してもらっています。
頬が下がっていると、口の中が狭まくなり響きも暗くなってしまいます。
また言葉が聴き取りづらくなってしまうことが多いので、ニコッと笑顔😊を意識してもらうようにしています!
表情がつくと、とても魅力的な演奏に繋がるので、みなさんも良かったら試してみてはいかがでしょうか♪
髙品 綾野
この記事を書いた人
東京藝術大学声楽科卒業。3年次に安宅賞、卒業時に同声会賞を受賞。同大学院マスターコースオペラ専攻首席修了。大学院アカンサス音楽賞を受賞。
第32回ソレイユ音楽コンクール第1位、音楽現代新人賞受賞。第52回伊声楽コンコルソ第3位。第29回市川新人演奏家コンクール優秀賞受賞。第1回マルゲリータ・グリエルミ声楽コンクール一般部門第2位。
オペラでは『フィガロの結婚』伯爵夫人、『椿姫』ヴィオレッタ、二期会本公演にて『修道女アンジェリカ』オスミーナ、『天国と地獄』ミネルヴァを演じる。ベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」等のソリスト。
「県民の日記念第31回若い芽のαコンサート」「つくも第九を歌う会」に出演し、千葉交響楽団と共演。
カルチャー君津音楽教室ピアチェーレ!声楽講師。東京二期会会員。
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歌を学ぶ過程で、正しい発声と歌詞の内容を理解し情景や気持ちを想像し、それを表現する力が身につきます。
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