手が届く目標とご褒美で集中力がアップする『チェックシート』のすごい効果

こんにちは、千葉市海浜幕張のピアノ・ボーカル・話す声のボイストレーニング アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。

幕張ベイパーク クリスマスナイト 演奏後の先生方と安藤(手前)

レッスンファイルでやる気アップ

教室の子どもの生徒さんたちは皆さんコレを持っています。

「レッスンファイル」表紙

レッスンファイルと呼ばれているコレの中には生徒さんのやる気をUPする仕掛けが色々と入っています。

今日はその中の『チェックシート』をご紹介しますね。

『チェックシート』の効果

このチェックシートには5つの四角を1つのグループとして、それをたくさん並べています。

「チェックシート」の一部

ピアノを弾いていると「ここは難しいな」という箇所がありますよね。

そこだけ取り出して練習しないと、いつも同じところが弾けないという状況になります。

先生や親御さんはこう言います。

「できないところだからこそ取り出して練習しないとね」

いやいや、できないところだからやりたくないんだよー。

傷口に塩ぬるみたいじゃないか。

と、子どもの頃の私は思いました。

(傷口に塩という表現はわからなかったけど、それに近い感情です)

私がピアノの先生になった時、私と同じように難しい所でつまずいて、簡単なところはスラスラ弾いている子がたくさんいることに気がついてニヤニヤしてしまいました。

うんうん、わかるわかる!

短く区切って集中

そんな私が考案した『チェックシート』は、生徒さんが苦戦しているところの一部分を取り出して5回挑戦する中でどこまで弾けるかを先生と生徒さんが一緒にジャッジするシステムです。

楽譜の1小節とか2小節とか、とにかく短く区切るのがミソ。

短くすることで、難易度のハードルを下げて「これならできるかも」と思わせるのです。

人は途方もないレベルのことにはやる気が出ませんが、ちょっとがんばればできそうだとすごい集中力を発揮します。

ゲームでお菓子やぬいぐるみをGETするために何度もお金を入れてしまうのと同じ状況ですね(笑)

photo AC

何度も繰り返して練習してしまうのです。

よい耳を育てる

そしてもう一つ大事なポイントは、先生と一緒に今の自分の弾き方はどうだったか生徒さん自身が自分の音をジャッジすることです。

自分の音をよく聴くことで客観的に聴ける耳を育てることが目的です。

先生が一方的に良し悪しを判断すると生徒さんの耳は育ちません。

良い耳を育てるのも音楽のレッスンの大事な役割だと私は思っています。

素晴らしい演奏に感動したり、演奏テクニックに驚いたりできるのも良い耳があるからこそ。

達成したらご褒美

レッスンで先生と生徒さんが「よく弾けたよね!」とジャッジすると◎をつけます。

◎が10個たまったらご褒美のアメかシールが1つもらえます。

photo AC

子どもたちにとって今はアメやシールがご褒美ですが、将来はもっと大きな成果を手にするはずです。

音楽で人生を豊かに

音楽は心を豊かにします。

そして

音楽のレッスンはその子の人生を豊かにすると私は確信しているのです。

おたのしみ会2020 演奏後のゲーム

みんなの人生が豊かになーれ!

安藤 歩

あんどう あゆみ

アミーズ音楽教室 主宰

この記事を書いた人

音楽教室経営26年。ピアノ指導実績のべ5000人。『女性起業家のためのボイスレッスン』、シニアのための『いい声トレで歌いましょう』を考案し、都内や千葉でセミナーやイベントに登壇。メディア取材を受ける。

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