発表会の曲選びにお姉ちゃんの優しい気遣いを感じました

こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。

細川先生(左)と糸日谷先生(右)

発表会の曲えらび

4月から教室に来てくれているKちゃんは、こちらの幕張ベイタウンに転居してくるまで他の教室でピアノを習っていました。

レッスン再開までに1年間ブランクがあった為、ここでは使っていたテキストを「復習」してもらっています。

レッスン中、ベイタウン教室の発表会(2月開催予定)の話題になり、じゃあ、少し早いけど演奏する曲目を考えようか、という流れになりました。

Kちゃん

えー?・・今、弾いてる曲(スターウォーズのテーマ)なら余裕なんだけど、ちょっと時間が短いかな・・
ねえ、先生?
発表会では、どういう曲を弾くのが正しいの?

良い質問だねー。
正しい、と言うより『折角の発表会だから、いつもより難し目で、自分が弾いててカッコいい、楽しい曲』かな?

Kちゃん

うーん・・『カッコいい』のは、『ダースベイダーのテーマ』だけど、先日、家で練習していたら赤ちゃん(前月に、双子の弟さんと妹さんが生まれたばかり)が怖がって泣いちゃったんだよね

そうかぁ。怖い曲じゃない方が良いね?

Kちゃん

それなら『アニー』のtomorrowとか。
前の先生の所で習ってたけど、難しい左手パートは先生に弾いてもらってた。

なるほど。
発表会ではKちゃん1人だけで弾けた方がカッコ良いと思うんだ。
左手の和音が押さえにくいなら、先生が左手パートを弾きやすく書き直してみるから、それで練習してみてから決定しようか?

Kちゃん

うん!じゃあ先生、この楽譜を見ながら書いてくれる?

ということで、発表会の曲も無事きまりました。

優しい気遣い

発表会にのぞむ生徒さんの想いは十人十色ですね。

お家の赤ちゃんや色々なことを気遣うKちゃんとの話し合いが、何とも楽しいのです。

細川 千賀子

 ほそかわ  ちかこ

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。

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