PTNA(ピティナ)の思い出が今の私の力になっています

こんにちは。アミーズ音楽教室講師の坂井美登里です。

子どもの頃の坂井先生

子どもの頃の思い出

実家で探し物をしていたら、タンスの奥からこちらのハンカチが出てきました。

見つけた瞬間「うわ、懐かしい!!」と声をあげてしまいました。

これは私が小中学生の時に使っていたもの。

ピアノのコンクールに出る時、手汗を拭く& 緊張を落ち着けるお守り代わりとして、必ずこのハンカチを手に持ち、舞台へ上がっていました。

結果が良かった時も、そうでなかった時も、ずっと私と一緒に戦ってくれた相棒なのです。

私が当時受けていた「PTNA(ピティナ)ピアノコンペティション」は、現在も盛況の大規模なコンクール。

全国のピアノを学ぶ子ども達が参加し、レベルも高いです。

6月頃から始まる地区予選、本選と勝ち抜くと、全国決勝大会(非常に狭き門)に進むことができるのですが、全国大会は8月下旬。

つまり、勝ち上がれば上がるほど、夏休みが無くなります。

全国大会へ進んでしまったらもう大変!(笑)

私は3回全国大会を経験しましたが、友達とプールや夏祭りに行けないのが悲しくて、泣きながら練習していました😅

夏休みの宿題もやる時間がないので、全国大会が終わってからの数日で、これまた泣きながら片付けていました😅

でも、夏休み返上でがんばった結果、賞を頂いた時の喜びは格別でした。

コンクールの経験が強みに

コンクールに向け、技術や表現をストイックに突き詰めていく面白さを経験したことで「将来はプロの演奏家になりたい」という意識が自分の中に芽生えたことは確かです。

(↑青印が私。この年は、全国3位にあたる銅賞を頂きました。)

私は最終的にピアノの道には進まず、声楽を専門にしましたが、音楽の基礎であるピアノをしっかり学んだ経験は、私の強みになっていると思います。

以上、古びたハンカチが私の子供時代の夏休みを思い出させてくれたお話でした♪

アミーズの生徒さんは「ミニミニ夏祭り」で、楽しい夏の思い出ができましたね〜😊

アミーズ秋の2大イベント「おたのしみ会」と、大人の生徒さんの発表会「プレミアムステージ」に向けて、夏休み明けも元気にレッスンがんばります!!

坂井 美登里

 さかい   みどり

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

ドイツのハンブルグ スタインウエイ社主催の子供のためのピアノコンクール第2位。ドイツ国内の数々のコンクールに入賞。
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会に進出。
第18回全国決勝大会C級ベスト20賞、第20回全国決勝大会D級銅賞を受賞。オーケストラとピアノコンチェルトを共演。
高校入学後、声楽を学び東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽教育専攻修了。
二期会オペラ研修所第56期マスタークラスを優秀賞にて修了。「二期会新進声楽家の夕べ」出演。
市川市文化振興財団第23回新人演奏家コンクール声楽部門最優秀賞。韓国・ソウルで現地のオーケストラと競演。
数々のオペラ出演、べートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのソリスト。保育園や小中学校での子供向けコンサートにも多数出演。
現在聖心女子大学講師。二期会会員。

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