ボーカルレッスンで日本の四季を感じ感性が磨かれます

こんにちは!アミーズ音楽教室講師の細川千賀子です。

生徒さんと細川先生

ボーカルレッスンでは、口の開け方を説明するために、食べ物を例えに出すことが多い私なのですが、レッスン中に、こんな話題で少し脱線することも・・。

季節を感じるときは

季節の歌をレッスンしていた時のこと。

ねぇ、Kちゃん。どんな時に『季節が変わったなぁ』って思う?

うーん、葉っぱが赤くなった時とか、寒くなってきたなぁ、とか・・?

やっぱりそう思うよねぇ。でも先生はときどき、『お芋や団子が美味しいなぁ』とか、『そろそろクリスマスケーキ買わなきゃ』みたいな感じで季節を感じることもあるんだ♪

先生って、ホントに食いしんぼうだねぇ(くすくす)

お菓子の歌で覚える

・・確かに食いしんぼうだねぇ・・と考えていたら、こんな曲を思い出したので、その次のレッスンでご紹介しました。↓

中田義直さん作曲の「くいしんぼうのカレンダー」

はるか昔(!)、私が子どもだった頃に「みんなのうた」で聴いていた曲です。

当時、「睦月(むつき)って何?大晦日(おおみそか)って何?」と、いちいち母親に尋ねながら聞いていました。

歌の中で季節ごとにさまざまなお菓子の名前が出るのを楽しんでいるうちに、いつの間にか暦の読み方を覚えていたものです。

楽譜を見たKちゃん、

うじきんとき(宇治金時)ってなーに?
みずようかん(水羊羹)・・?

あ、なるほど、まず、そこにつまずきましたか

じつは、この曲の歌詞に出て来るのは和菓子ばかり。

「おいしそう」と思う前に、知らないお菓子もあるらしく「なんだこりゃ!」なKちゃんに、しばらく質問攻めにあいました(笑)

歌詞を通して感性を磨く

歌を通して日本の四季を感じることはとても良いことだと思います。

美しい音楽に彩られた様々な情景を、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚で感じることで子どもたちの感性が磨かれ、それが心の豊かさとなります。

歌の上達ももちろんですが、歌詞を理解し味わうことも大切にしています。

細川 千賀子

ほそかわ   ちかこ

アミーズ音楽教室 ピアノ・ボーカル講師

この記事を書いた人

千葉県立津田沼高等学校音楽コースを経て、桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。
現在「オペラ・アリアから演歌まで」をキャッチフレーズに、近隣の音楽教室や合唱団で指導・指揮を務める傍ら、0歳児から聴けるファミリー向けのコンサートや、老人福祉施設での訪問演奏など、地域のニーズに合わせたステージ活動も行っている。
「音楽の森」ヴォーカリスト、江東区音楽家協会員。

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声で表現することが、1対1のコミュニケーション、大勢の前での発言やスピーチに役立ちます。

歌を学ぶ過程で、正しい発声と歌詞の内容を理解し情景や気持ちを想像し、それを表現する力が身につきます。

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