お母さまの姿がお子さんに勇気を与えるのです
こんにちは!アミーズ音楽教室 講師の松江亜衣です。
お母さまたちの発表会
さて、先日の大人の発表会では、私が普段レッスンをみているお子さまのお母さまたちがお二方参加してくださいました。
お仕事やご家庭で忙しい毎日。
今回は定期的なレッスンではなく、発表会までご都合の合う日に単発レッスンを何度か行い、本番の日を迎えました。
難曲に挑戦
お二方とも選曲は、リスト「愛の夢」、ドビュッシー「雨の庭」と、クラシック音楽ならではのテクニックと表現を求められる難しい曲です。
S君のお母さまは“愛の夢”。
特にペダルの使い方、メロディーラインの出し方などを重点的にレッスンしました。
今回は約20年ぶりの舞台だったそう。
お母さま曰く「息子に母もがんばっている姿を見せたい」という思いもあり参加されたというお話が印象に残っています!
Mちゃんのお母さまは“雨の庭”。
曲の中で場面の変化も多く、テンポ感などを大事に取り組んでいらっしゃいました。
学生の時はほとんど弾かなかったというドビュッシーの曲に今回挑戦されました。
たくさんの研究を積み重ねた演奏、素晴らしかったです!
客席ではお子さんの生徒さんが
私は舞台袖から客席の様子をちらっと見ることができました。
SくんもMちゃんも、お母さまの演奏を一生懸命に録画していました♪
先日、同じ曜日に二人がレッスンにきたので、「本番でお母さんのピアノ聴いている時、ドキドキした?」と聞きました。
二人とも「ぜーんぜんしなかった!」との答えが(笑)
逆の立場の発表会だと、お母さまたちはお子さんの演奏に自分以上にドキドキするとおっしゃっていたのに…。
でも、これまで練習をがんばってきた日々、本番でのかっこいい姿を間近で観たからこそ、二人ともお母さまから勇気をもらい、自分たちも刺激をもらったのではないかなと思っています。
一瞬のための積み重ね
本番はたった一日、演奏は一瞬で終わります。
でも、その日のための準備は何ヶ月も前から忙しい合間を縫って練習を積み重ねてきた毎日にあるのですよね。
Sくん、Mちゃんのお母さま、そして出演された全ての方にブラボーをお送りします!
本当にお疲れ様でした☆
松江 亜衣
アミーズ音楽教室 ピアノ元講師
この記事を書いた人
東京音楽大学器楽専攻(ピアノ科)卒業。
ピティナピアノコンペティションD級全国大会出場。日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。レ・スプレンデル音楽コンクール入選。
印西フレッシュコンサートにて東京ニューシティ管弦楽団とピアノコンチェルト共演。ウィーン国立音楽大学マスタークラスに参加。
現在、ピアノ指導に携わりながら、ソロ演奏・弦楽器とのアンサンブルなどで活動中。
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