どうしたら表現豊かなピアノ演奏ができるのでしょうか?

こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。

自分の思うままに感情を込めて演奏できたらどんなに気持ちがいいことでしょう。

生徒さんには小さなミスなど気にしないで気持ち良く演奏してほしいと思っています。

とくに大人の生徒さんたち。

「間違えちゃいけない」と、つい音符を追うだけの演奏になってしまいがちです。

でもね、レッスンでこんな嬉しいコメントをいただけることがよくあるんですよ。

ノリノリで弾けると気分がいいです!
運動した後の心地よさを感じます。
思い通りのクレッシェンド(音をだんだん大きくすること)ができました。
不思議なくらい思い通りに演奏できました。

 

演奏で自分の感情を出せると、心も体も心地いいのですね。

では、どうしたら表現豊かなピアノ演奏ができるようになるか、私の経験からご紹介いたしますね。

表現豊かなピアノ演奏のための準備その1 体を動かす

「もっとワァ~って大きく盛りあげたいのですが、こじんまりしちゃうんですよね」と、大人の生徒さん。

とてもキレイに弾けているので、それはそれで個性だと私は思いますが、ご本人の希望とあれば、ちょっとアドバイスさせて下さいね。

こじんまりしてしまう人は体が硬くなっていることが多いです。

弾く前に軽くストレッチすることをオススメしますよ。

肘が体にくっついている人は、腕を広げてわきの下に空気を入れてあげる感じでパタパタさせて下さい。

首が固まっている人も多いですね。

首も回してみましょう。

そして、意外にもピアノを弾くのに関係ないと思える下半身をストレッチしてあげると、ピアノ椅子に座った時の上半身が楽になったりします。

これでカラダはOK!

表現豊かなピアノ演奏のための準備その2 弾きながら歌う

次は呼吸です。

ピアノって息を止めても弾けるので、夢中になると息をしてない人も!

「弾きながらどうやって息したらいいのか・・。
意識するとますます変な息づかいになります。」という方も。

はい、弾きながら歌ってみるのが一番です。

メロディーを歌いながら弾いてみると、自分でもびっくりするくらい表現豊かに演奏できるんですよ。

歌い方は「ラララ~」でも「アアア~」でも
「ラリリ~」でも、出しやすい発音のものでいいです。

だまされたと思って一度やってみて下さい。

自然な呼吸がピアノの表現力を高める

自然な呼吸で、曲が盛りあがるところは自然に息をたくさん使えているのです。

ほとんどの生徒さんが急激にピアノの表現力がUPします。

「す、すごい!
なんかいい感じです~」と、生徒さん。

そうでしょ!すばらしいじゃないの!と、私も盛りあがっているので、息をいっぱい使って表現豊かに感想を伝えられました(笑)。

恥ずかしがりやさんにはお家で試してもらうことにしていますが、先生と一緒にやると盛りあがるよー (^∇^)

私自身も自然に弾けてないなと思ったら、ピアノを弾きながら歌ってみるんです。
(ひとりカラオケ状態)

やっぱり弾きにくいと歌いにくい。

表現として自然じゃないからしっくりいかないんですね。

やっぱり音楽って呼吸なんですね。

呼吸していると体も柔軟に動きます。

結果として弾いていて気持ちいい感覚なんです。

「もっと気持ちよく弾きたいなー」と、思う方は試してみて下さいね。

気持ちいい=表現豊か です(^^)

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