音楽やピアノレッスンは恐怖ではなく感動で心を震わすものです
こんにちは、千葉市海浜幕張のピアノ・ボーカル アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
昔のピアノの先生は怖かった
先日、尊敬する女性社長さんとランチしました。
その時に私の子どもの頃のピアノレッスンの話になったんです。
久しぶりに昔々のことを思い出しました。
ちなみにその女性社長さんは
「私、先生が恐くてすぐ辞めちゃったわ」です(笑)。
私が初めて習って、その後10年間習っていた先生はすごく恐い先生でした。
手を叩かれることもよくあったし、「頭が悪い」みたいなことも言われたね〜。
ま、事実もの覚えが悪かったのでそうかもね。
でも先生は恐かったけど今思えば熱心でもありました。
私がその熱心さに応えられないことにイラ立っていたのでしょう。
恐怖心から感動は生まれません
ある時、故中村紘子さん(当時超有名なピアニストでした)のリサイタルに私を連れて行ってくれました。
コンサートが終わって、オシャレなカフェでコーヒーゼリーをいただいたのを覚えています。
が、その高級ゼリーの味は全くわからなかったことも覚えています。
緊張のあまり味覚がマヒしちゃったみたいで(笑)、ただ早く帰りたいって思ってました。
ピアノのコンサートは楽しくない!
インプットされましたよ〜
先生は先生のやり方で私を可愛がって下さっていたのでしょうね。
先生の中では、レッスン中は厳しくするけど、レッスンを離れたらピアノの素晴らしさを一緒に楽しもうと私をコンサートに連れて行って下さったのだと思います。
だけど・・・生徒側としては、レッスンの恐怖がずーっと残っているんですよ。
ガラッと優しくされても、それはそれでおっかない(笑)。
そんな自分の経験から、やっぱり子どもに恐怖心を持たせてしまうのは良くないな〜と思うのです。
音楽を通じて子どもたちの心を震わせたい
音楽は心を震わすものです。(もちろん良い意味で)
恐怖は心を固まらせて動かなくさせますもん。
「ちょっと、ちょっと〜今のきれいな響き聴いた?すごくいいよね!!」と、先生はそういうことを伝えたい。
右手と左手の音がピッタリ合った時の美しいハーモニーに心震わせてほしいなぁ。
「うん!」と、目をキラキラさせてうなずく子。
「テヘヘ」と、恥ずかしそうにニヤニヤする子。
反応は様々ですが、こんなふうに子どもたちと一緒に音楽を楽しみたいのです。
「テヘヘ・・」
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